【笑顔ビジネス⑦】 「笑顔のマニュアル化」の注意点

笑顔には、「形」と「心」の両方が必要です。

まず大切なのは、相手に笑顔だと伝わる「形」です。口角を上げ、歯が少し見えるくらいの表情は、笑顔として認識されやすくなります。

そして、もう一つ大切なのが「心」です。相手を思う気持ちや感謝の気持ちが加わってこそ、本当の笑顔になります。

この二つが重なったとき、人の心を動かす自然な笑顔になるのです。

とはいえ、私は研修で「今日から形だけでも笑顔を意識しましょう」とお伝えしています。

理由は三つあります。

① たとえつくり笑顔でも、ドーパミンやβ-エンドルフィンなどが分泌され、気持ちが前向きになりやすい。

② 意識して続けることで、笑顔は習慣となり、自然に身につく。

③ 相手から見れば、無表情や仏頂面より、笑顔で接してもらえるほうがずっと心地よい。

「つくり笑顔は嫌だ」「心から笑えないのに無理をしたくない」という声もあります。
もちろん、最初から心のこもった笑顔ができれば理想です。しかし、一日の中で心から笑える時間は、それほど多くありません。
仕事や人間関係のストレスで、笑顔どころではない日もあります。